アーモンドの栄養成分と美容効果

アーモンドはバラ科モモ属に属します。原種は桃や杏と同じものであったと推測されており、花も桃とよく似ています。しかしアーモンドの場合は果肉ではなく最も内側の部分(仁)を食用とするため核果ではなく種実類(ナッツ類)に分類されます。アーモンドには大きく分けて食用の「スイートアーモンド(甘扁桃仁)」と薬用・着香料やオイルの原料になる「ビターアーモンド(苦扁桃仁)」に分かれま す。私たちが普段食べているのはスイートアーモンドで、ほとんどがカリフォルニア産のもの。ちなみにカリフォルニア・アーモンド協会は「1日23粒」を目 安に、アーモンドを摂り入れた健康的な食生活を推奨し、1月23日をアーモンドの日としています。

●アーモンドの栄養

アーモンドは、昔から世界中で栄養価の高い食べ物として利用されていました。では、その素晴らしい栄養分をご紹介しましょう!
►たんぱく質が豊富
なんと、アーモンドには肉類と変わらないほど多くのタンパク質が含まれています。良性の植物性タンパク質です。身体を作り、脂肪を燃焼させ、免疫力も向上させるアミノ酸をバランスよく摂取できるため、ベジタリアンの方にもよく好まれています。
►不飽和脂肪酸が含まれている!
アーモンドは約半分が脂肪でできています。その多くがオレイン酸やリノール酸など、ダイエット効果抜群として知られる不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸は、常温で固まりにくく体内でも液体の状態で、中性脂肪やコレステロールが増えにくいため、血が固まってしまうことを予防してくれる効果があるようです。ちなみに、バターやラードなどの動物性脂質は、常温で固まる特徴があるため、摂りすぎると血栓を作りやすくなる危険があります。アーモンドには血液をさらさらにする効果があるのですね!
►よい性質の食物繊維
ナッツ類の食物繊維は、主に不溶性食物繊維でできています。水に溶けにくい性質で、便のかさを増やして排便を促したり、腸内の有害物質を体外へ排出させる効果があります。アーモンドの成分の約1割が食物繊維で、そのうちの8割が不溶性食物繊維です。
►炭水化物、ビタミン、ミネラルもたっぷり!
アーモンドには、様々な炭水化物が含まれ、優れたエネルギー源となります。そして、抗酸化作用があるビタミンEがたっぷりと含まれています。アーモンドを小皿一枚分で、一日に必要な摂取量の約7割を摂ることができるそうです。美肌、アンチエイジングに必須ですね。代謝を促すビタミンB群もたくさん含まれています。また、身体を維持するために必要なカルシウム、鉄、カリウム、マグネシウム、リン、亜鉛などのミネラルがしっかりと含まれていて、まるで天然のサプリメントですね!

●アーモンドの美容効果

アーモンドの代表成分ともなっているビタミンEは「若返りのビタミン」として有名ですが、酸化だけではなくたるみやしわの原因になる糖化を防ぐ働き、紫外線から肌を守る働き、女性ホルモンの働きを正常化させる作用、末端の血行障害を改善する働きによって冷えの解消効果など、女性に嬉しい様々な効果を得ることができます。
ポリフェノールと相乗してのアン チエイジング効果や、食物繊維によって老廃物(脂肪など)の排泄を促すデトックス効果・腸内環境改善からの美肌効果、貧血や血行不良の改善による乾燥やく すみ改善・ターンオーバーの正常化など、アーモンドは美容面健康面共に嬉しい様々な働きが期待出来ます。